ゴッホは水彩画で練習していた。
オランダ出身の有名な画家といって思い浮かぶのはゴッホですね。
ゴッホと言うと、「ひまわり」などが有名で、油彩画を専門に描いているようなイメージがありますが、練習として水彩画を良く描いていたようです。
また、「ひまわり」という作品は何点かありますが、そのうち一点は日本の美術館にあり、購入額は何とおとそ53億円。
絵画の値段は、その時の景気にも左右されるので、高ければよい絵だとは必ずしも言えないと思いますが、それでもゴッホの絵が価値があるのは間違いありません。
そんなゴッホですが、「落ち葉拾い」で有名な画家のミレーを先輩としてとても尊敬していたそうなんです。だからミレーの作品を繰り返し模写して、その絵の描き方などのテクニックを学んだといいます。
ですからゴッホが「ひまわり」などの名画を生み出すことができたのも、ミレーを真似ることによって、型を身につけたからでしょう。
良くスポーツなどで「人をカタにはめようとするな」と喰ってかかる人がたまにいますが、素のままで自分からオリジナルが生み出せるわけがないんです。
これは絵や勉強だけではなく、音楽でもスポーツでも料理でも、基礎を疎かにして上達することはできません。
何かを創造して作り上げるってことは、まずは真似ることから始まるんだと。
面倒くさがらずに先生や先輩を真似る、謙虚な姿勢が上達するには大切なのかなと思います('ω')ノ
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